Loading AI tools
ウィキペディアから
千代丸 健二(ちよまる けんじ、1933年2月6日 - 2011年3月28日)は、日本の著作家、ジャーナリスト、人権活動家。
警察官の公務について告発、トラブル電話相談等の活動、職務質問に遭ったときのアドバイスも行っていた。
15歳で敗戦をむかえる。引き揚げで佐世保へ向かう移送船が東シナ海沖で台風に流され、沖縄の沖合を漂流。
将来は兵隊になって戦場へ行ってお国のために死ぬものだと思っていた千代丸少年にとって、終戦による世の中の価値観の劇的な変化は、「信用できるのは自分と家族しかいない」という人生哲学へとつながってゆく。
家族を養うためにかつぎ屋をはじめ、その後、佐世保米軍基地内で通訳、荷物検査官として働く。英語を独学。この時期、空手を始める。
北九州大学に入学するが、授業のつまらなさに幻滅して、即退学。
自ら経験した誤認逮捕や裁判経験から「無法ポリスとわたりあえる本1・2・3」を出版。ベストセラー作家となる。赤塚不二夫が描く表紙は注目を集め、テレビドラマ『探偵物語』第1話の冒頭で小道具として使用された。
1977年の参院選を前に、永六輔、田原総一朗など、非自民・護憲の「革新」的な知識人・文化人・タレントが結成した革新自由連合に参加。代表は中山千夏。1977年の選挙では鈴木武樹・俵萌子・ばばこういちらを擁立。
同年、福岡選挙区にて参議院選に出馬。公約は「警察官を初めとして全ての公務員にも労働組合を!」「ILO批准をすることによって、公務員にも組合結成権を認めること、消費者の権利を充分に守ること、金融機関への厳しい規制をせよ」「消費者保護法の充実」であった。
オウム真理教事件に対して破壊活動防止法適用が検討された際、マスコミや警察権力による事件の教団幹部以外の信者への人権侵害から信者を救済するため、各地で助言や勉強会を主宰。テレビ局のクルーとオウム真理教青山総本部へ乗り込み、上祐史浩にインタビューをした。
この時期の実体験や信者への取材から、「破防法と闘う法」「破防法に対抗する本」を執筆し、破壊活動防止法の危険性を指摘。
以下は全て三一書房より
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.