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ウィキペディアから
レンタルなんもしない人(レンタルなんもしないひと)は、「なんもしない」サービスを提供する個人のTwitterアカウント名。本名は森本 祥司(もりもと しょうじ)。著作物では本名名義を使用している。
公式の表記は「なんも」で、「なにも」や「なんにも」ではない。
ゲームの人数合わせ、花見の場所とりなど「ただ居るだけで(ごく簡単な受け答え以外は)なんもしない」依頼をTwitterで募集している。
レンタル費用は、国分寺駅からの交通費と飲食代(かかった場合のみ)と、依頼料。
依頼料は何度か変更されている。スタート時点では無料だったが、2019年9月15日ドキュメンタリー『ザ・ノンフィクション』[3]放送後から有料(1件1万円)に改定した。その後、貯金ができたことや無料と勘違いしたままの依頼が後をたたないことなどから、2020年6月3日より再度無料化。そして、2020年10月1日より再び有料となった。
新型コロナウイルス感染防止に伴い2020年3月31日〜5月10日、2021年8月初旬〜8月末は外出を伴う依頼を受け付けていなかった(DMやリモートで済む依頼は受付)。
人間のレンタル業はこれまでにも「おっさんレンタル」などが存在したが、「なんもしない」をサービスとしたことの新しさと、それを求める人々の依頼の多種多様さが話題を呼び、書籍化などがされている。
このサービスを思いついたきっかけのひとつとして、自分が食事をおごられることをサービスとしている「プロ奢ラレヤー」の名前を挙げている[4]。
2020年4月には、著作物を原作として『レンタルなんもしない人』としてドラマ化された[5]。
依頼者の同意が得られた案件はTwitterで公開されている。受ける依頼にこれといったルールはないが、「趣味の話や人に言えない過去などの話を聞いてほしい」「一人では行きにくい店や気が進まない手続きなどについてきてほしい」などといった、身近な人に頼みにくいことを依頼される場面が多い。
その他、DMで指定の言葉(励ましなど)を返信してほしい、自分の作ったご飯を食べてほしい、勉強をする間ただ部屋にいてほしい、ペットの犬に甘えさせてやってほしい、アイドルグループのセンターにただ立っていてほしい、などバラエティに富んでおり、安全性などを個別に判断した上で依頼に応えている。どこまでが「なんもしない」であるかは本人の判断による。
2023年1月5日、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング 新春SP』に出演したが、後日自身のツイッターで「モニタリングに出たけどキムタクに『あんま面白くなかったね』と言われて全カットになった」と批判的なツイートをした。なお、後に木村拓哉とカットの因果関係はなかったしてツイートを削除している[8]。「事実を面白く切り取ってツイートしたのですが、想像以上に本気に受け取る人が多かったので、投稿を削除したんです」と、自分は面白い発言をしているだけで受け取る側に問題があるとの批判も述べている[9]。
発売日 | タイトル |
---|---|
2023年8月7日 | なんもしない (with coroteam)[15] |
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