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ダイハツ工業のSUV型乗用車 ウィキペディアから
日本においてテリオスとして販売されたのは初代のみであり、車格や構成は異なるが、販売上はラガーおよびロッキーの顧客層の受け皿として発売された。
のちに発売された「テリオスキッド」と車体の多くが共通であることから、全幅が1,555 mm(荷室を除く室内寸法もテリオスキッドとほぼ同じ)とコンパクトであるが、リアオーバーハングの延長により、小型車にふさわしい荷室容積を確保している。
コンパクトカーでは数少ない縦置きエンジンであるが、これには、オフロードや深い雪の抵抗などの負荷を考慮した、比較的容量の大きなトランスミッションとトランスファーを無理なくレイアウトする目的がある。また悪路対策としてセンターデフロック機構を備え、比較的高い走破性を持つことや、狭い作業道にも進入可能であることから一部の林野庁森林管理署において官用車として使われている。
駆動方式は4WD、およびFR、エンジンは排気量1.3 Lの自然吸気仕様(HC-EJ型、後にK3-VE型)、およびターボ仕様(K3-VET型、2000年より)が用意されていた。
給油口はラガーおよびロッキーと同様、右側となっている。
この車はトヨタ自動車にOEM供給されていたトヨタ・キャミのベースとなっている。また、リアオーバーハングを大幅に短縮した軽自動車規格のテリオスキッドも存在する。
日本国内では1997年4月から2006年1月まで販売されていたが、モデルチェンジの際に名称をビーゴに変更した。なお、海外ではビーゴが2代目テリオスとして販売された地域があり、さらに3代目も導入されている。
ダイハツ・テリオス(初代) J100/102/122G型 | |
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日本仕様1997年4月販売型 1.3 CXグレード | |
概要 | |
別名 |
トヨタ・キャミ ダイハツ・タルーナ プロドゥア・クンバラ |
製造国 |
日本 中華人民共和国 |
販売期間 | 1997年 - 2006年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 |
4WD FR |
パワートレイン | |
エンジン |
1997年 - 2000年5月 水冷直列4気筒HC-EJ型 SOHC 1,295cc 92ps/6,500rpm 11.0kg・m/5,000rpm 2000年5月 - 水冷直列4気筒K3-VE型 DOHC 1,297cc 90ps/6,000rpm 12.5kg・m/3,200rpm 2002年1月 - 水冷直列4気筒K3-VET型 DOHC IC付きターボ 1,297cc 140ps/6,400rpm 18.0kg・m/3,200rpm |
変速機 |
4AT 5MT |
前 |
前:ストラット 後:5リンク |
後 |
前:ストラット 後:5リンク |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,420mm |
全長 | 3,785-3,865mm |
全幅 | 1,555mm |
全高 | 1,675-1,760mm |
車両重量 | 1,030-1,090kg |
その他 | |
2007年末までの新車登録台数の累計 | 3万5534台[1] |
系譜 | |
先代 |
ダイハツ・ロッキー ダイハツ・ラガー |
ダイハツ・テリオス(2代目) J200/F700型 | |
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前期型 フロント | |
中期型 Topグレード(フロント) | |
後期型 1.5 R フロント 2016年販売型 | |
概要 | |
別名 |
ダイハツ・ビーゴ※5ドアのみ トヨタ・ラッシュ(初代) プロドゥア・ノーティカ |
製造国 |
日本 インドネシア |
販売期間 | 2006年 - 2018年 |
ボディ | |
乗車定員 |
5名 (SWB) 7名 (LWB) |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 |
FR AWD |
パワートレイン | |
エンジン |
K3-VE 1.3 I4 DOHC 3SZ-VE 1.5 I4 DOHC |
変速機 |
5MT 4AT |
車両寸法 | |
ホイールベース |
2,580mm (SWB) 2,685mm (LWB) |
全長 |
4,095mm (SWB) 4,425mm (LWB) |
全幅 | 1,695mm |
全高 |
1,690mm (SWB) 1,745mm (LWB) |
車両重量 |
1,170kg (SWB) 1,210–1,220kg (LWB) |
系譜 | |
後継 | 日本:なし |
詳細はダイハツ・ビーゴを参照
ダイハツ・テリオス(3代目) F800/F850型 | |
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2018年販売型 1.5 R | |
2023年改良型 X(フロント) | |
2023年改良型 X(リア) | |
概要 | |
製造国 |
インドネシア マレーシア |
販売期間 | 2018年 - |
ボディ | |
乗車定員 | 7名 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
エンジン位置 | フロント[3] |
駆動方式 | 後輪駆動[3] |
プラットフォーム | シャシ:ダイハツ・セニア(2代目) |
パワートレイン | |
エンジン | 2NR-VE 1,496cc 直列4気筒 DOHC |
最高出力 | 76 kW (103 PS) / 6,000 rpm[3] |
最大トルク | 139 N・m / 4,200 rpm[3] |
変速機 |
5MT 4AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,685mm |
全長 | 4,435mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,705mm |
車両重量 | 1,270kg |
その他 | |
別名 |
トヨタ・ラッシュ(2代目) マレーシア : プロドゥア・アルズ |
製造会社 |
アストラ・ダイハツ・モーター プロドゥア |
2017年11月23日、インドネシアで3代目テリオスが発表された(2018年1月3日販売開始)。7人乗りのロングボディのみとなった。
姉妹車にはプロドゥアで生産されるアルズ(ARUZ)があり、この世代からトヨタ向けOEM(ラッシュ)はこのプロドゥア製となる[4]。
2023年6月8日、マイナーチェンジ[5]。
古代ギリシャ語で「願いを叶える」の意味。
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