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『ザ・レイド』(原題:The Raid -Redemption-)は、ギャレス・エヴァンス監督・脚本、イコ・ウワイス主演による2011年のインドネシアの格闘技アクション映画[6]。
ザ・レイド | |
---|---|
The Raid-Redemption- | |
監督 | ギャレス・エヴァンス |
脚本 | ギャレス・エヴァンス |
製作 | アリオ・サガントロ |
出演者 |
イコ・ウワイス ヤヤン・ルヒアン |
音楽 |
マイク・シノダ ジョセフ・トラパニーズ |
撮影 | マット・フラネリー |
編集 | ギャレス・エヴァンス |
製作会社 |
メランタウ・フィルムズ XYZフィルムズ |
配給 |
セルロイド・ナイトメアズ ソニー・ピクチャーズ クラシックス/ステージ6フィルムズ 角川映画 |
公開 |
2011年9月8日(TIFF) 2012年1月20日(SFF) 2012年3月23日 2012年10月27日 |
上映時間 | 101分[1] |
製作国 | インドネシア |
言語 | インドネシア語 |
製作費 | $1,800,000[2][3][4] |
興行収入 | $4,105,123[5] |
次作 | ザ・レイド GOKUDO |
麻薬王が支配する高層ビルを舞台に、強制捜査に入ったSWAT部隊と、それを迎え撃つギャングたちの戦いを描く[7]。 続編として『ザ・レイド GOKUDO』がある。
イコ・ウワイスと共に『ザ・タイガーキッド〜旅立ちの鉄拳〜』を製作したギャレス・エヴァンスは、次回作として『Berandal』の製作に取り掛かったものの予算的問題によって一時中断し、限定空間におけるサバイバル・ホラー的なストーリーが新たに考えられた(『Berandal』は後に続編『ザ・レイド GOKUDO』として製作される)。
劇中のSWAT隊員を演じる俳優たちは、インドネシア海軍の特殊部隊「KOPASKA」による訓練を受けている。
2011年9月にワールド・プレミアが第36回トロント国際映画祭で行われ、評論家に高評価された上[8][9][10]、ミッドナイト・マッドネス賞を受賞した[11]。
アメリカ合衆国ではソニー・ピクチャーズ クラシックスが権利を獲得できなかったため、タイトルが『The Raid: Redemption』に変更された[12][13]。
日本での公開初日にあたる2012年10月27日、プロモーションで出演者のイコ・ウワイスとヤヤン・ルヒアン、監督のギャレス・エヴァンスらが来日してイベントを行った[7]。イコは倉田保昭、ヤヤンは千葉真一と共演したいと言い、ヤヤンは「彼(千葉真一)のアクションは本当に勉強になります」と日本が誇る世界のアクションスターに敬意を表した[7]。エヴァンスも三池崇史・北野武のファンと語るなど、3人が日本映画の影響を受けていることを語っている[7]。
批評家には概ね高評価され、Rotten Tomatoesでは136件のレビューで支持率は84%となった[14]。また、Metacriticでは31件のレビューを基に加重平均値は73/100となった[15]。一方で、ロジャー・イーバートはキャラクターに深みが無いと批判した[16]。
映画秘宝の2012年度ベスト映画では、第1位となった。
続編『ザ・レイド GOKUDO』が2014年3月(日本では2014年11月)に公開された。監督は引き続きギャレス・エヴァンスが務め、俳優にはイコ・ウワイスらのほか、松田龍平、遠藤憲一、北村一輝などが日本の暴力団・後藤組の関係者役で出演した。
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