オール・イン・ザ・ファミリー
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『オール・イン・ザ・ファミリー』(英語: All in the Family)は、1971年から1979年にアメリカのCBSで9期に分けて放映されていたシチュエーション・コメディのテレビ・シリーズである。放送終了後の1979年から1983年まではスピン・オフ作品として続編となる『アーキー・バンカーズ・プレイス(英語版)』が4期に分けて放映された。
オール・イン・ザ・ファミリー All in the Family | |
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1976年時点のキャスティングメンバー | |
ジャンル | シチュエーション・コメディ |
原作 |
ティル・デス・ドゥ・アス・パート(英語版) (脚本:ジョニー・スペイト(英語版)) |
原案 | ノーマン・リア(英語版) |
企画 |
ノーマン・リア バッド・ヨーキン |
出演者 |
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オープニング | 「Those Were the Days」(作詞:リー・アダムズ(英語版) 、作曲:チャールズ・ストラウス) |
エンディング | 「Remembering You」(作詞・作曲:ロジャー・ケラウェイ(英語版)) |
国・地域 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 9 |
話数 | 205 |
各話の長さ | 25–26分 |
製作 | |
撮影地 |
CBSテレビジョンシティ カリフォルニア州ハリウッド (1971–75) メトロメディア・スクエア(英語版) カリフォルニア州ハリウッド (1975–79) |
製作 | タンデム・プロダクションズ(英語版) |
配給 | ソニー・ピクチャーズ テレビジョン |
放送 | |
映像形式 | カラー |
放送国・地域 | アメリカ合衆国 |
放送期間 | 1971年1月12日 (1971-01-12) - 1979年4月8日 (1979-4-8) |
番組年表 | |
次作 | アーキー・バンカーズ・プレイス(英語版) |
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本作はイギリスのシチュエーション・コメディである『ティル・デス・ドゥ・アス・パート(英語版)』を元にして[1][2]、ノーマン・リア(英語版)とバッド・ヨーキンにより制作された。主演はキャロル・オコナー、ジーン・ステイプルトン、サリー・ストラザース、ロブ・ライナー。 労働者階級の父親と彼の家族を中心に物語が展開する。アメリカのテレビネットワークでのコメディとしては従来不適切とされていた題材を取り扱ったことで、画期的な番組となった。取り扱った題材には人種主義、反ユダヤ主義、不貞、同性愛[3]、女性解放運動、レイプ、宗教、流産、妊娠中絶、乳がん、ベトナム戦争、更年期障害、勃起不全などがある。シチュエーション・コメディにこのような物議をかもすような問題を描いたことで、劇的な場面や現実的で時事的な対立が描きこまれるようになり、最も影響力のあるコメディ番組の1つとなった[4]。
『オール・イン・ザ・ファミリー』はタイム誌の「全期間のテレビ・ショー100選」(All-TIME 100 TV Shows)の1つにも選ばれている[5]。 第1期は視聴が低調であったが、第1期の再放送ではアメリカ合衆国での視聴が好調であった[6]。そして、1971年から1976年まで5年連続でニールセン視聴率(英語版)で第1位となった[7]。ニールセン視聴率の1位を5年連続で飾るのは全米史上初めてのことであった。 シーズン2の第22話の"Sammy's Visit"はTV Guideの全期間における偉大なエピソード100選(英語版)の1つに選ばれ[8]、『オール・イン・ザ・ファミリー』自体もTV Guideの全期間のテレビショー50選(英語版)の1つに選ばれている。2013年には全米脚本家組合は『オール・イン・ザ・ファミリー』をテレビシリーズ史上4番目に優れた脚本と評している[9]。