オーランド諸島の旗
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オーランド諸島の旗(スウェーデン語: Ålands flagga, フィンランド語: Ahvenanmaan lippu)は1954年に制定され、1954年4月3日にフィンランド自治領オーランド諸島の主都マリエハムンに掲揚された。
オーランド諸島の旗は、スウェーデン沖合のバルト海に浮かぶ、スウェーデン文化を受け継ぐ人々の住むフィンランド自治領の島、という政治的・地理的・文化的位置を反映している。青地に黄色のスカンディナヴィア十字というスウェーデンの国旗と同じデザインの上に赤いスカンディナヴィア十字を加え、黄色と赤というフィンランドのシンボルカラーも同時に表している(今日のフィンランドの国旗は白地に青い十字のためフィンランドの色といえば白に青と連想されるが、フィンランド民族主義の初期においては、フィンランドの国章に使われる黄色と赤がフィンランドの色とされていた)。
旗の各色の帯の幅は、横は左から16:3:4:3:26の割合、縦は上から12:3:4:3:12の割合となる。掲揚されるときはフィンランドの国旗と同時に掲揚される。