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北欧地域でよく見られる十字の旗 ウィキペディアから
スカンディナヴィア十字(スカンディナヴィアじゅうじ、スカンディナヴィア・クロス、Scandinavian Cross)またはノルディック・クロス(Nordic Cross)は、北欧地域でよく見られる十字。
13世紀、北欧諸国は領地拡大とキリスト教の伝道のため、北方十字軍の遠征を行った。1219年、当時のデンマーク王・ヴァルデマー2世がエストニアに侵攻した際、赤地に白の十字が描かれた旗が空から舞い降りてきたという言い伝えをもとに、デンマーク国旗がつくられた[1]。
14世紀末に成立したカルマル同盟は、黄色地に赤の十字が描かれた旗を用いた[1]。この連合から離脱したスウェーデンは青地に黄色の十字の旗を使用し、ノルウェー、フィンランド、アイスランドもそれぞれ自国の国旗を制定する際にノルディック・クロスを採用した[1]。
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