アレクサンダー・マイアー

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アレクサンダー・マイアー

アレクサンダー・マイアー(Alexander Meier、1983年1月17日 - )は、西ドイツブーフホルツ出身の元サッカー選手[1]。現役時代のポジションはミッドフィールダー(MF)フォワード(FW)。「アレクサンダー・マイヤー」「アレックス・マイヤー」と表記されることもある。

概要 アレクサンダー・マイアー, 名前 ...
アレクサンダー・マイアー
名前
ラテン文字 Alexander Meier
基本情報
国籍 ドイツ
生年月日 (1983-01-17) 1983年1月17日(42歳)
出身地 西ドイツブーフホルツ
身長 196cm
体重 84kg
選手情報
ポジション MF / FW
利き足 右足
ユース
1988-1989 JSG ローゼンガーテン
1989-1990 TuS ネンドルフ
1990-1995 TSV ブーフホルツ
1995-1998 ハンブルガーSV
1998-1999 MSV ハンブルク
1999-2001 ハンブルガーSV
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2001-2003 FCザンクトパウリ 25 (7)
2003-2004 ハンブルガーSV 4 (0)
2004 ハンブルガーSV II 6 (0)
2004-2018 アイントラハト・フランクフルト 336 (119)
2019 FCザンクトパウリ 16 (6)
2019-2020 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC 12 (1)
通算 399 (133)
代表歴
2006  ドイツ U-21 2 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
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経歴

要約
視点

クラブ

ハンブルク育ちで、ハンブルガーSV(以下HSV)やFCザンクトパウリのユースで育つ。2002年にザンクト・パウリの選手として、19歳でHSVとのハンブルクダービーに出場、これがブンデスリーガデビュー戦となる。その後、所属のザンクトパウリの2部降格により、2002-03シーズンは2部でプレーした。2003-04シーズンには古巣HSVへ移り、再びブンデスリーガの舞台に立った。しかし、選手層の厚いHSVにおいて出場機会はなかなか得られなかった。

2004年7月、レンタルで2部のアイントラハト・フランクフルトに移籍した。ここでシーズン全試合に出場し9ゴールをマークし、フランクフルトの1部昇格に貢献した。シーズン終了後にはフランクフルトが移籍金推定65万ユーロを支払い、完全移籍が実現した。 2005-06シーズンは初めてブンデスリーガでレギュラーとして定着し、第17節を除く全試合に出場し7得点を記録した。チームは1部残留を果たした。

2006-07シーズンは新加入の高原直泰と息の合ったプレーを見せ、高原がハットトリックを決めた試合ではそのうちの2点をアシストした。

2007-08シーズンは第11節までフル出場を果たすが、怪我を負いそれ以降を棒に振った。

2008-09シーズンは怪我などで前半をほぼ棒に振ったが、後半戦は全試合に出場した。

2009-10シーズン、中盤あるいはストライカーの後方でのポジションで真価を発揮し、チームトップの10ゴールを挙げた。シーズン終了後にはチームと契約を更新した。

2010-11シーズンは24試合に出場するも2得点と振るわず、チームも8試合連続無得点など低調が続き2部降格という結果となった。

2011-12シーズンは新監督のアルミン・フェーから副キャプテンに指名されるとツヴァイテリーガで32試合17得点の大活躍を見せ、得点王に輝いた。チームも2位に着け、1年でのブンデスリーガ復帰を果たした。

2012-13シーズンは前半戦だけで11ゴールを決めるなど、29歳にして大ブレイクの年となった。新戦力のシュテファン・アイグナーらと見事な連携を見せた。最終的に31試合に出場して16ゴールを決め、ミッドフィルダーながら得点ランキング3位に入った。チームも前半戦は一時は2位になるなど好調であった。後半戦で失速し最終的には6位となったが、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

2013-14シーズンは22試合に出場し8得点。チームで最も多くのゴールに絡んだ。2014年3月7日、フランクフルトとの契約を2017年6月まで、3年延長した[2]。年俸も所属選手中トップとなる200万ユーロ(約2億7600万円)に増加した[3]

2014-15シーズン、2トップのフォワードのポジションに配置されると、持ち前の得点力を発揮し、前半戦だけで16試合中13得点を決めるなどゴールを量産した。また、ブンデスリーガ公式HPの前半戦ベストイレブンにも選出された[4]。シーズン終盤戦は怪我で出場できなかったが、2014-15シーズンのブンデスリーガ得点王を受賞した。

2016年7月14日ドイツブンデスリーガアイントラハト・フランクフルトとの契約を延長することを発表した[5]。契約期間は2018年6月30日までとなった。

2019年1月、ザンクトパウリにシーズン終了までの契約で復帰[6]

2019年9月20日、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCに移籍[7]

2020年1月28日、現役引退を発表した[8]

代表

U-21代表として2試合に出場しているが、A代表には選出されていない。

プレースタイル

身長196センチの大柄な体格を生かした空中戦、ボディバランスとスピードを生かした縦への突破、シュート技術に優れる。 トップ下のポジションに入った時は前線へ積極的に飛び出したり、下がってボールを受けたりと幅の広いプレーを見せる。 アルミン・フェーによって4-2-3-1のいわゆる「9.5」番を任されるようになると、空中戦の強さを生かして得点力を発揮するようになった[9]。 また、2014-15シーズンからは得点力を生かしてフォワードを務めている。

エピソード

  • 元日本代表高原直泰とはHSV、フランクフルト時代のチームメイトである。大活躍の時期と試合に出られない時期が被るなど、文字通り苦楽を共にした仲であり親友の間柄である[要出典]

個人成績

2015年1月6日現在[10]
さらに見る シーズン, クラブ ...
シーズン クラブ ディビジョン リーグ戦 DFBポカール ヨーロッパカップ 通算
出場得点アシスト出場得点アシスト出場得点アシスト出場得点アシスト
2001–2002FCザンクトパウリブンデスリーガ200000000000
2002–2003ツヴァイテリーガ23702000002570
通算 25702000002770
2003–2004ハンブルガーSVブンデスリーガ400000000000
通算 400000000400
2003–2004ハンブルガーSVⅡレギオナルリーガ300000000000
通算 300000000300
2004–2005アイントラハト・フランクフルトツヴァイテリーガ349031000037100
2005-2006ブンデスリーガ337953000038109
2006-200729654103003675
2007-200811412300001371
2008-200919301000002030
2009-20103410532000037125
2010-201124213100002731
2011-2012ツヴァイテリーガ3217820000034178
2012-2013ブンデスリーガ3116310000032163
2013-2014228220067230154
2014-20152619111000027201
2015-201613711000001471
通算 308108352812097234413436
総通算 330109353012097236812836
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タイトル

クラブ

アイントラハト・フランクフルト

個人

脚注

外部リンク

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