FCザンクトパウリ
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FCザンクトパウリ(FC St. Pauli)は、ドイツ・ハンブルクのザンクトパウリ地区を本拠地とするスポーツクラブ。同じくハンブルクを本拠地とするハンブルガーSVとのサッカー部門の対戦は、ハンブルク・ダービーとして激しい盛り上がりをみせる。ドイツ最大級の歓楽街であるレーパーバーンの脇に本拠地となるスタジアムが位置している。
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FCザンクトパウリ | |||
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原語表記 | FC St. Pauli | ||
愛称 | The Pirates of the League | ||
クラブカラー | 栗色と白 | ||
創設年 | 1909年 | ||
所属リーグ | ドイツ・ブンデスリーガ | ||
所属ディビジョン | 1部 | ||
ホームタウン | ハンブルク | ||
ホームスタジアム |
ミラントア・シュタディオン | ||
収容人数 | 29,546 | ||
代表者 | オーケ・ゲトリッヒ | ||
監督 | ファビアン・ヒュルツェラー | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
歴史
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1910年に創設。ブンデスリーガ発足後は、1977年に1部昇格を果たしたが、翌年に2部へ降格、更に降格した年も成績は低迷し3部にまで降格した。そこから徐々にはい上がり、1988年に1部復帰を果たした。1部在籍中にみられた、同じハンブルクを本拠地とするハンブルガーSVとのハンブルクダービーは街を熱狂させた。
その後も1部と2部の往復を繰り返していたが、2002年に2部に降格すると更に低迷し、またもや2シーズン連続の降格という不名誉な結果を残しレギオナルリーガ(3部)へと降格した。こうした低迷期の中でも、2002年にカップ戦で世界王者であったバイエルン・ミュンヘンを破っており、サポーターを大いに喜ばせている。2006年にもカップ戦で4強にまで残った(この際はバイエルン・ミュンヘンに敗北)。その間にも着実に力を付け、2007年には2部へ復帰、2010年には1部復帰を果たした。前半戦こそは11位と比較的健闘していたが、0-1でアウェーながらも勝利した2011年2月16日のハンブルガーSVとのハンブルク・ダービーを最後に一気に低迷し、最下位に終わり、結局前評判通り、1シーズンで2部に降格した。しかし、序盤戦で失点を恐れない勇猛果敢なサッカーを見せたホルガー・シュタニラウスキ(de)監督の手腕が高く評価され、翌シーズンにはTSG1899ホッフェンハイムに引き抜かれる結果となった。2015年6月にアーセナルFCを退団した宮市亮が3年契約で完全移籍。移籍金は契約満了のためなし。
2024年5月12日、ホームで行われたVfLオスナブリュック戦を3-1で勝利し、13年ぶりのブンデスリーガ復帰を決めた[1][2][3]。最終戦のSVヴェーエン・ヴィースバーデン戦も勝利し、2023-24シーズンの2部リーグ優勝を決めている[4]。また、ライバルのハンブルガーSVは昇格に失敗した為、クラブ史上初となるハンブルガーより高い順位でシーズンを終えることとなった[3]。
タイトル
国内タイトル
なし
国際タイトル
なし
過去の成績
シーズン | ディビジョン | DFBポカール | ||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | ||
2007-08 | ブンデスリーガ2部 | 34 | 11 | 9 | 14 | 47 | 53 | 42 | 9位 | 2回戦敗退 |
2008-09 | ブンデスリーガ2部 | 34 | 14 | 6 | 14 | 52 | 59 | 48 | 8位 | 1回戦敗退 |
2009-10 | ブンデスリーガ2部 | 34 | 20 | 4 | 10 | 72 | 37 | 64 | 2位 | 2回戦敗退 |
2010-11 | ブンデスリーガ1部 | 34 | 8 | 5 | 21 | 35 | 68 | 29 | 18位 | 1回戦敗退 |
2011-12 | ブンデスリーガ2部 | 34 | 18 | 8 | 8 | 59 | 34 | 62 | 4位 | 1回戦敗退 |
2012-13 | 34 | 11 | 10 | 13 | 44 | 47 | 43 | 10位 | 2回戦敗退 | |
2013-14 | 34 | 13 | 9 | 12 | 44 | 49 | 48 | 8位 | 1回戦敗退 | |
2014-15 | 34 | 10 | 7 | 17 | 40 | 51 | 37 | 15位 | 1回戦敗退 | |
2015-16 | 34 | 15 | 8 | 11 | 45 | 39 | 53 | 4位 | 1回戦敗退 | |
2016-17 | 34 | 12 | 9 | 13 | 39 | 35 | 45 | 7位 | 2回戦敗退 | |
2017-18 | 34 | 11 | 10 | 13 | 35 | 48 | 43 | 12位 | 1回戦敗退 | |
2018-19 | 34 | 14 | 7 | 13 | 46 | 53 | 49 | 9位 | 1回戦敗退 | |
2019-20 | 34 | 9 | 12 | 13 | 41 | 50 | 39 | 14位 | 2回戦敗退 | |
2020-21 | 34 | 13 | 8 | 13 | 51 | 56 | 47 | 10位 | 1回戦敗退 | |
2021-22 | 34 | 16 | 9 | 9 | 61 | 46 | 57 | 5位 | 準々決勝敗退 | |
2022-23 | 34 | 16 | 10 | 8 | 55 | 39 | 58 | 5位 | 2回戦敗退 | |
2023-24 | 34 | 20 | 9 | 5 | 62 | 36 | 69 | 1位 | 準々決勝敗退 | |
2024-25 | ブンデスリーガ1部 | 位 |
現所属メンバー
- 2023-24シーズン ブンデス2部 開幕戦(1.FCカイザースラウテルン戦)フォーメーション (3-4-3)
- 2023年11月7日現在[5]
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
アンドレアス・ベルクマン 2004-2006
ホルガー・スタニスラウスキ 2006-2007, 2008-2011
アンドレ・トゥルルセン 2007-2008
アンドレ・シューベルト 2011-2012
トーマス・メグレ 2012, 2014
ミヒャエル・フロンツェック 2012-2013
ローラント・ブラベッツ 2013-2014
エヴァルト・リーネン 2014-2017
オラフ・ヤンセン 2017
マルクス・カウチンスキ 2017-2019
ヨス・ルフカイ 2019-2020
歴代所属選手
→詳細は「Category:FCザンクトパウリの選手」を参照
GK
トーマス・ケスラー 2010-2011
DF
トーレ・ペデルセン 1995-1997
ズラタン・バイラモビッチ 1997-2002
バスティアン・オツィプカ 2010-2011
モリッツ・フォルツ 2010-2012
カルロス・サンブラーノ 2010-2012
マルツェル・ハルステンベルク 2013-2015
ラッセ・ゾビーヒ 2014-
MF
チャド・ディアリング 1988–1990
ピオトル・トロホウスキ 1997–1999
アレクサンダー・マイアー 2001-2003
カリム・ゲデ 2007-2010
ジュニア・ホイレット 2008-2009
マティアス・レーマン 2009-2011
フィン・バルテルス 2010-2014
パトリック・フンク 2011-2013
ミヒャエル・グレゴリッチュ 2013–2014
トム・トリブル 2014-2015
マッツ・メラー・デーリ 2016-2020
FW
尾崎加寿夫 1988-1989
イヴァン・クラスニッチ 1997-2001
エメルソン 1996–1997
マックス・クルーゼ 2009-2012
ゲーラルド・アサモア 2010-2011
リヒャルト・スクタ=パス 2010-2011
ダニエル・ギンチェク 2012-2013
宮市亮 2015-2021
マーヴィン・ドゥクシュ 2016-2018
レンナルト・ティー 2017
サミ・アラギ 2017-
ヴィクトル・ギェケレシュ 2019-2020
エピソード
2024年11月14日、Xの利用を停止すると発表した[6][7]。チームは2013年からXの利用を始め、利用停止を発表した時点で25万人のフォロワーを有していたが、利用停止の理由として、イーロン・マスクによるXの買収以後、マスクはXをヘイトマシーンに変えたと痛烈に非難している[6][7]。また2025年2月国内(ドイツ)にて行われる議会選挙にて、世論を操作するものになるかもしれないという懸念点も挙げた[6][7]。チームは今後BlueSkyに移行するとも発表し、フォロワーにBlueSkyへの移行を呼び掛けた[6][7]。ブンデスリーガのクラブでXの利用を停止すると発表したのはザンクトパウリが初めてとなる[7]。ガーディアンは、主要サッカークラブとしてはザンクトパウリが初めてXの利用停止を発表したと報じている[8]。ブンデスリーガのクラブでは、11月中にSCフライブルクやヴェルダー・ブレーメンもXの利用停止を発表した[9][10]。
脚注
関連項目
外部リンク
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