アルテイショ
スペインの町 ウィキペディアから
アルテイショ(Arteixo)はスペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体。コマルカ・ダ・コルーニャに属する。アルテイショについてのもっとも古い記録は、セラノーバの修道院の古文書「トンボ・デ・モステイロ・デ・セラノーバ」で、942年のことである。ア・コルーニャ、クジェレード、ア・ララーチャの各自治体と境界をなす。大西洋に面している。ガリシア統計局によると、2012年の人口は30,725人(2011年:30,482人、2010年:30,255人、2009年:29,762人、2008年:28,961人、2007年:27,713人、2006人:26,739人、2005年:26,272人、2004年:25,295人)[1]。住民呼称は、arteixán/-xá。カスティーリャ語による表記はArteijo(アルテイホ)。
ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は89.72%(2001年)。
地理
アルテイショはア・コルーニャ県の北部に位置し、コマルカ・ダ・コルーニャに属する。北は大西洋に面し、東はア・コルーニャとクジェレード、南から西にかけてがア・ララーチャと、西がカルバージョの各自治体と隣接している。自治体中心地区はアルテイショ教区のアルテイショ地区[3]。
アルテイショはア・コルーニャ司法管轄区に属す[4]。
人口
アルテイショの人口推移 1900-2010 |
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出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[5]、1996年 - [6] |
経済
自治体内にはガリシア州で最も重要な工業団地のひとつ、サボン工業団地(polígono de Sabón)があり、その面積は300万平方mにおよび、100以上の企業に、4,500人以上が働いている。
アルテイショには世界的なファッションブランドとなったザラ(ガリシア語・スペイン語ではサラ)を展開するアパレルメーカーインディテックス社の本社がある。
また隣接するア・コルーニャとの境界地域にはレプソル社やCLH社(Compañía Logística de Hidrocarburos)の石油精製施設が立地している。
現在プンタ・ラゴステイラ半島にはア・コルーニャの外港が2012年の完成を目指して、建設中で、その規模は3.5kmの長さを有し、スペインでも最大規模の港である。
政治
自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のホセ・カルロス・カルベーロ・マルティネス(José Carlos Calvelo Martínez)[7]、自治体評議員は、ガリシア国民党:11、TEGA[8]:4、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3、ガリシア社会党:3となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[9]。
首長当選者:マヌエル・ポーセ・ミニョーネス(PPdeG) |
首長当選者:マヌエル・ポーセ・ミニョーネス(PPdeG) |
首長当選者:ピラール・ソウト・イグレシアス(PSdeG-PSOE) |
首長当選者:ホセ・カルロス・カルベーロ・マルティネス(PPdeG) |
教区
アルテイショは13の教区に分けられる。太字は自治体中心地区のある教区[3]。
- アルメントン(サン・ペドロ)
- アルテイショ(サンティアーゴ)
- バラニャン(サン・シアン)
- チャミン(サンタイア)
- ラーニャス(サンタ・マリーニャ)
- ラリン(サント・エステーボ)
- ロウレーダ(サンタ・マリーア)
- モンテアグード(サン・トメ)
- モラス(サント・エステーボ)
- オセイロ(サン・ティルソ)
- パストリーサ(サンタ・マリーア)
- ソリーソ(サン・ペドロ)
- スエーボス(サン・マルティーニョ)
出身著名人
- マヌエル・ムルギア(1833 - 1923) - 歴史家、レアル・アカデミア・ガレーガの創立者。
- アルセニオ・イグレシアス・パルド(1930 - ) - 元サッカー選手、元サッカー指導者。
参考文献・脚注
外部リンク
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