アサダ
ウィキペディアから
ウィキペディアから
アサダ株式会社(あさだ、ASADA CORPORATION )は、愛知県名古屋市に本社をおく、Asadaブランドの配管機械・工具、環境機器を主力とする製造販売企業。旧社名は東海鉄工所。
本社(2014年9月) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | アサダ |
本社所在地 |
日本 〒462-8551 愛知県名古屋市北区上飯田西町3-60 北緯35度12分19.1秒 東経136度55分42.5秒 |
設立 | 1941年 |
法人番号 | 4180001011470 |
事業内容 | 配管機器・ 工具・環境機器の開発、生産、販売 |
代表者 | 浅田 一吉(取締役社長) |
資本金 | 10億円(グループ) |
純利益 | 1億4447万9000円(2019年12月31日時点)[1] |
純資産 | 24億1004万6000円(2019年12月31日時点)[1] |
総資産 | 40億3771万円(2019年12月31日時点)[1] |
従業員数 | 288名(グループ) |
決算期 | 12月31日 |
主要子会社 | ドクターホームズ(株)・アサダサービス(株) |
外部リンク |
www |
パイプマシンと丸棒にねじ切りをする可搬式ボルトねじ切り機「ボルトマシン」を主力とした、水道・ガス配管用機器と設備機器メーカーとして知られる。現在パイプマシンのシェアは、世界トップクラスシェアを確保[2]。
配管用鋼管が錆対策により被覆鋼管(ライニング鋼管)に変化した時期、水道(給水・給湯)工事に使用する内被服鋼管の切断は、従来使用されていたパイプカッターでは、カッターを回転と同時に押し付ける事より鋼管と内被覆樹脂の剥離が起こり、その部分から錆が発生するという理由から、国土交通省「公共建築工事標準仕様書」で使用が禁止される[3]。そして鋸による内被覆鋼管の切断が推奨されることになった[4]。1981年(昭和56年)、配管機器メーカーの中でいち早く可搬式帯鋸盤「バンドソー」を開発して一躍ヒット商品となる。これにより、パイプマシンでねじ切り配管工事の全てを行うという工程が、まずバンドソーで被覆鋼管を切断してパイプマシンでねじ切りを行うという作業手順に変化した。同業他社や電動機器メーカーもその後追従して同様機種を発売したが、バンドソーのトップシェアは長い間続いた。
1976年(昭和51年)、銅配管機器と工具についてドイツのローテンベルガーと業務提携し、「Rシステム」の名称でロウ付け機器・工具を国内販売する。銅管の給水・給湯配管のシステム工具から、次に空調冷媒のフロンガス環境問題に取り組み、フロンガス回収機器の販売を展開する。現在、業務用冷凍機分野においてはフロンガス回収機器No.1のシェアを持つ[2]。なお、パイプマシンは、ローテンベルガーにOEM供給をしている。
日本国内でのガス配管は、現在は耐震性より多くはポリエチレン管に変化している[5][6][7]。また、給水・給湯も配管工法が変化し、ヘッダー工法[8]やEF(エレクトロフュージョン)工法[9]により鋼管の使用は激減、ポリエチレン管、架橋ポリエチレン管やポリブテン管に代わっている。以上の状況により、パイプマシンはタイ王国・バンコクに工場を設立してコストダウンと販売市場を海外主体に変更、高級機種から普及機種まで製造販売している。
ねじ切機・配管工具・鋸盤・銅管工具・フロン回収再生装置・冷凍空調工具・エアコン洗浄・リフト・高圧洗浄機・排水管洗浄機・管内検査機器・溶接機器
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.