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『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』(きかんしゃトーマス はしれ!せかいのなかまたち)は、テレビシリーズ『きかんしゃトーマス』の長編シリーズ12作目の作品である。
「きかんしゃトーマス」のフル3DCG製作による長編としては9作目にあたる。公開当時開催された2016年リオデジャネイロオリンピックに肖り、メインランドで開催される機関車達が力比べやスピード競争を行うイベント「グレート・レイルウェイショー」に出場するためトーマスが奮闘するという内容で、ミュージカル色が強い演出が採られている。
本作で初登場する海外車両の新キャラクターが11両と多いため、米国版DVDリリース前の4月13日から9月7日までの間、毎週水曜日にYoutubeの「きかんしゃトーマス」米国公式チャンネルにて登場キャラクターの紹介プロモーション動画が公開された。この動画は日本ではDVDに特典映像として収録されている。
また、本作の後日談を描いたショートムービー「Great Race Friends Near and Far」もYoutubeの「きかんしゃトーマス」米国公式チャンネルにて配信されている。
その他、原作「汽車のえほん」でゴードンの兄弟という設定で登場した、実在車両フライング・スコッツマンが2015年に現役復帰したことに肖り、本作では新キャラクターとしてフライング・スコッツマンが登場する。
日本では2017年4月8日より劇場公開され、DVDは同年10月18日に発売、2018年1月1日にはNHKEテレにて地上波初放映された。
ソドー島に暮らす機関車のトーマスはある日、ヴィカーズタウン駅でゴードンの兄弟であるフライング・スコッツマンに出会う。彼は今度メインランドで開かれる「グレート・レイルウェイ・ショー」に出場すると話す。そのことを聞いたトーマスは自分も出場するため考えをめぐらせるが上手くいかない。
そんなある晩、ショーに向かう予定であるインドの機関車アシマに貨車の入れ替え競争への出場を提案され、トーマスはナップフォード操車場の貨車を使って練習をしようとするが事故に見舞われる。出場できなくなったトーマスだったが、ショーに出場するゴードンが安全弁をつけ忘れたことが発覚し、トーマスは安全弁を届けるためメインランドへと渡る。
役名 | 英国版声優 | 北米版声優 | 日本語吹き替え |
---|---|---|---|
ナレーター | マーク・モラハン | ジョン・カビラ | |
トーマス | ジョン・ハスラー | ジョセフ・メイ | 比嘉久美子 |
アシマ | ティナ・デサイ | 渡辺直美[5] | |
パーシー | ナイジェル・ピルキントン | クリストファー・ラグランド | 神代知衣 |
ジェームス | キース・ウィッカム | ロブ・ラックストロー | 江原正士 |
トップハム・ハット卿 | キース・ウィッカム | 田中完 | |
ソルティー | 石野竜三 | ||
デン | |||
ゴードン | ケリー・シェイル | 三宅健太 | |
ヘンリー | 金丸淳一 | ||
ディーゼル | ケリー・シェイル | ケン・サンダース[6] | |
ケビン | マット・ウィルキンソン | 河杉貴志 | |
クランキー | グレン・ウレッジ | 黒田崇矢 | |
スペンサー | 宗矢樹頼 | ||
ケイトリン | レベッカ・オマラ | 吉岡さくら | |
アニーとクララベル | テレサ・ギャラガー | テレサ・ギャラガー | |
ジーナ | 根本圭子 | ||
フリーダ | 山崎依里奈 | ||
エミリー | ジュール・デ・ヨング | ||
フィリップ | ラスムス・ハーディカー | 小林大紀 | |
スティーブン | ボブ・ゴルディング | 金光宣明 | |
ヴィニー | ジョン・シュワブ | ||
サムソン | ロバート・ウィルフォート | 田尻浩章 | |
コナー | ジョナサン・フォーブス | 河本邦弘 | |
ダート | スティーブ・キンマン | スティーブ・キンマン | |
パクストン | |||
ダック | 鈴木清信 | ||
ポーター | デヴィッド・メンキン | 金丸淳一 | |
カルロス | デヴィッド・ベデラ | ||
ビクター | 坂口候一 | ||
エティエンヌ | ロブ・ラックストロー | ||
アナウンサー | 佐々木啓夫 | ||
フライング・スコッツマン | ルーファス・ジョーンズ | 三宅健太 | |
オリバー | ジョー・ミルズ | ||
ティモシー | ティム・ウィットノール | ||
観客 | 石井未紗 |
吹き替え版コーラス:市之瀬洋一(音楽演出)、安西康高、奥田もとい
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