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この項目では、和食レストランについて記述しています。「がんこ(頑固)」の語義については、ウィクショナリーの「頑固」の項目をご覧ください。 |
がんこフードサービス株式会社(略称:がんこ)は、大阪府を中心に近畿地方、東京都、神奈川県に店舗を展開している和食レストランチェーン「がんこ」を運営する企業。
- 日本で初めて時価を撤廃した寿司屋である。寿司屋では、仕入れ時期によって値段が大きく上下する材料の仕入れ価格に応じて売価を設定するのは常識であるため、周囲の寿司屋からは「そんなことをしたら、すぐ潰れる」と言われていた。しかし、文字通り自分の考えを頑固に貫き通し、今日の繁栄に至っているというエピソードがある。
- 2021年7月 創業者で初代社長・代表取締役会長であった小嶋淳司が賞味期限改竄の責任を取り引責辞任した[1]。
- 看板やロゴに使われている似顔絵は小嶋淳司が28歳、がんこを創業したときの顔の似顔絵である[2]。
- 岸和田五風荘店(大阪府岸和田市)で、従業員約100人に対し、残業手当や深夜労働の割増賃金が支払われていなかった疑いが浮上し、大阪労働局は2011年12月2日に、同店を労働基準法違反の容疑で捜索した[4]。
- 2020年8月1日、韓国語メニューの誤表記により水が有料であると在日韓国人の客に誤解させてしまい、「韓国人差別」と非難が上がった。これを受け、がんこフードサービスは8月4日、ホームページに謝罪文を掲載[5]。
- 2021年、通販等で販売されていた冷凍笹蒸し寿司の賞味期限を改竄し234セット販売した。販売された234セットすべてが2020年11月で賞味期限を迎えた物であり、最長で9ヶ月も改竄された物もあった。がんこフードサービスは5月11日、ホームページに謝罪文を掲載、大阪市保健所から原因究明と再発防止を指示された[6][7][8]。
- 2021年7月1日、とうふショコラについても67箱で数か月程度の改竄があったことが後に発覚した。それにより創業者の小嶋淳司が代表取締役会長を引責辞任した[1][9]。
- 2022年3月、元経理部長が会社経費を8千万円以上着服していたと公表[10]。
がんこフード:大阪地検に書類送検 残業代未払いの疑い 毎日新聞 2012年5月29日
“お詫びとご報告”. がんこフードサービス株式会社. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月11日閲覧。
“ご報告(続報)”. がんこフードサービス株式会社. 2021年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月1日閲覧。
“ご報告”. がんこフードサービス株式会社. 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月1日閲覧。
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