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高 興門(コ・フンムン、朝鮮語: 고흥문、1921年8月5日 - 1998年3月15日)は、大韓民国の政治家、実業家。第6・7・8・9・10代大韓民国国会議員。本貫は済州高氏。号は仁之(インジ)。第10代国会副議長を務めた。
京城出身。名前は興仁之門に由来[1]。趙炳玉系で政界入りし、四月革命以降は柳珍山系となり、維新体制の下で5回当選議員となり国会副議長を務めた。一度も主流野党の道から抜け出さなかったという点から、1950年代から1980年までの「韓国野党史の証人」と呼ばれた[1]。しかし、1980年の全斗煥を中心とした新軍部による5・17非常戒厳令拡大措置により政治家を強制的に引退することとなり、1984年に解禁されても統合野党でなければ政治を再開しないという原則により、政界に復帰することはなかった[1]。
それ以降は著述や新聞寄稿などに活動に専念した。著書として自伝「政治現場40年、果たせなかった民主の夢」と政治評論集「対話の政治、和合の政治」などがある[1]。
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