![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/32/Baba_Zakura._Oct_25%252C_2023._Otama_Village%252C_Fukushima_Prefecture._A.jpg/640px-Baba_Zakura._Oct_25%252C_2023._Otama_Village%252C_Fukushima_Prefecture._A.jpg&w=640&q=50)
馬場ザクラ
サクラの個体 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
馬場ザクラ(ばばザクラ)は、福島県安達郡大玉村玉井字石橋に生育する、国の天然記念物に指定されたエドヒガンの老桜である[1][2][3][4]。
![Thumb image](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/32/Baba_Zakura._Oct_25%2C_2023._Otama_Village%2C_Fukushima_Prefecture._A.jpg/640px-Baba_Zakura._Oct_25%2C_2023._Otama_Village%2C_Fukushima_Prefecture._A.jpg)
源義家にまつわる伝承が残る老桜として古くから著名なエドヒガンであり[5]、1936年(昭和11年)12月16日に国の天然記念物に指定された[1][2][6]。推定樹齢1000年超という老古木であるが、1986年(昭和61年)の干ばつの水不足により急速に樹勢が衰え、地域住民らによる回復作業により一時は樹勢が持ち直したものの[7]、その後も幹の腐朽などが進行している[2]。
2018年(平成30年)3月1日の強風により根元より倒伏したため[8]、地域住民らによって引き起こされたが、衰弱が著しく厳しい状態が続いており、大玉村では樹勢回復作業を懸命に行っている。春にはわずかに残った枝葉から白い花を咲かせる[9]。