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非細菌性慢性前立腺炎
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この項目では、男性の骨盤内疼痛について説明しています。女性の疼痛については「骨盤痛(英語版)」をご覧ください。 |
(非細菌性) 慢性前立腺炎・慢性骨盤痛症候群((ひさいきんせい) まんせいぜんりつせんえん・まんせいこつばんつうしょうこうぐん、英: Chronic (nonbacterial) prostatitis/Chronic pelvic pain syndrome; CP/CPPS)とは、細菌感染の証拠を伴わない長期の骨盤痛と下部尿路症状(英語版)[注 1]を指す[3]。治療に抵抗する前立腺炎の症状を長期間(慢性)認めるも、原因菌が特定できない場合に使用される病名である。男性の約2~6%が罹患する[3]。間質性膀胱炎・有痛性膀胱症候群[注 2]と共に慢性泌尿器骨盤痛症候群(英語版)[訳語疑問点][注 3]を構成する[4]。血行障害や排尿障害が原因との考え方もある一方、細菌感染によらない慢性前立腺炎は存在しないとの考え方もある[要出典]。原因は不明である[1]。診断では、細菌性前立腺炎、前立腺肥大症、過活動膀胱、前立腺癌など、同様の症状を呈する他の疾患を除外することが必要とされる[2][5]。推奨される治療法は集学的治療や理学療法であり、新規診断例ではα遮断薬や抗生物質を使用する場合がある[6]。薬物療法以外の治療法を支持するエビデンスもある[7]。