難波神社
大阪市中央区の神社 ウィキペディアから
大阪市中央区の神社 ウィキペディアから
摂津国総社として難波大宮または平野神社、他にも上難波仁徳天皇宮、上難波神社、難波上宮ともいう。江戸時代には博労稲荷神社があるために稲荷社と呼ばれていた。
アヤメ類(厳密な分類の花菖蒲)に縁のある神社で、6月にはあやめ祭(菖蒲神事)で花菖蒲を奉納する神事が執り行われている。境内で育った花菖蒲を御神前に御供えする神事。祭典中、菖蒲を刈り取る所作のある神楽「菖蒲刈り」が2人の巫女によって舞われる。
神紋は菖蒲紋の一種「抱き菖蒲」(だきあやめ)。
創建は反正天皇の時代と伝えられ、当初は現在の大阪府松原市に鎮座していたという。天慶6年(943年)に現・天王寺区上本町に遷座する。
慶長2年(1597年)に豊臣秀吉の命令で、立退料2,000石をもらって現在地に遷座。しかし、慶長20年(1615年)の大坂夏の陣後には江戸幕府によって境内地の9割を没収される。
明治時代になると府社に列せられている。1945年(昭和20年)3月13日・14日の第1回大阪大空襲で焼失するが、1974年(昭和49年)7月に再建される。
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