![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9a/LM2F-Y13.png/640px-LM2F-Y13.png&w=640&q=50)
長征2号F
ウィキペディア フリーな encyclopedia
長征2号F(英語: Long March 2F、中国語: 长征二号F火箭)は、中華人民共和国の有人ロケット(ローンチ・ヴィークル)である。長征シリーズの1つである。有人の神舟を打ち上げる事を目的とし、長征2号Cを改良した長征2号Eを2段式にした物である[2]。酒泉衛星発射センターから打ち上げられる。長征2号Fは1999年11月19日に処女飛行で神舟1号を打ち上げた。神舟3号の打上げ後、江沢民総書記(当時)は、此のロケットを「神の矢」を意味する「神箭」(Shenjian) と名付けた[3]。
概要 基本データ, 運用国 ...
長征2号F | |
---|---|
![]() 神舟14号を載せた長征2号F | |
基本データ | |
運用国 |
![]() |
開発者 | 中国運載火箭技術研究院 |
使用期間 | 1999年 - 現役 |
射場 | 酒泉衛星発射センター |
打ち上げ数 | 20回(成功20回) |
原型 | 長征2号E |
姉妹型 | 長征 |
物理的特徴 | |
段数 | 2段 |
ブースター | 4基 |
総質量 | 464,000 kg[1] |
全長 | 62 m[1] |
直径 | 3.35 m[1] |
軌道投入能力 | |
低軌道 |
8,400 kg [1] |
テンプレートを表示 |
閉じる
2003年10月15日、長征2号Fによって中国初の有人宇宙飛行となる神舟5号が打ち上げられた。また、その後の神舟14号に至るまでのミッションでも用いられている[4]。