![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2e/%25E8%25AB%25B8%25E8%2595%2583%25E5%25BF%2597%25EF%25BC%2588%25E5%259B%259B%25E5%25BA%25AB%25EF%25BC%2589.jpg/640px-%25E8%25AB%25B8%25E8%2595%2583%25E5%25BF%2597%25EF%25BC%2588%25E5%259B%259B%25E5%25BA%25AB%25EF%25BC%2589.jpg&w=640&q=50)
諸蕃志
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『諸蕃志』 (しょばんし、ピン音:Zhufan Zhi、ウェード式:Chu-fan-chi)は、中国南宋時代に成立した地誌。1225年ごろ成立。
![Thumb image](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2e/%E8%AB%B8%E8%95%83%E5%BF%97%EF%BC%88%E5%9B%9B%E5%BA%AB%EF%BC%89.jpg/640px-%E8%AB%B8%E8%95%83%E5%BF%97%EF%BC%88%E5%9B%9B%E5%BA%AB%EF%BC%89.jpg)
泉州の市舶司をつとめた趙汝适(ちょうじょかつ、ピン音:Zhao Rugua、1170–1231)によって編纂された[1][2]。周去非が著述した『嶺外代答』(1178年)から資料をとっている。
上巻は東南アジア、西アジアを中心にした中国から海路で行くことのできる各国(流求国や倭国もある)の場所、習俗、特産物について、下巻は物産品の目録・カタログである。西はシチリア島の記述もある。
乳香が、ミルバト(オマーン)、Shihr、ドファールの山を産地とし[3]、アラビアのザバグ王国(英語版)(Sanfoqi)での交易にちなみ、Sanfoqiとして知られる、と書かれている[4]