血液型
血液内にある血球の持つ抗原の違いをもとに決めた血液の分類 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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血液型(けつえきがた)は、血球の表面または内部にある血液型物質(抗原)の有無によってつける個人の区別であり、「ヒトの血清学的体質」、「血液の個人性」、「個人を血清学的に識別する方法」ともいえる。 広義の血液型とは、血液にみられる遺伝形質の個体差によって、さまざまに区別される遺伝的多型、あるいはその分類様式をいう[1]。当初、血液型は赤血球を対象として研究されたが、近年、それ以外の各種血液成分についても多型性のあることが確認されるようになった[1]。(2019年時点で)ヒトの血液型として国際輸血学会が認定している型は37種類ある[2]。
近年、血液型ごとに疾病の罹患率が異なることが明らかになってきている。
詳細は「#血液型と各疾患の罹患率など」を参照
なお血液型と性格との関連性には科学的根拠がない[3]。