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平安時代後期の貴族・漢詩人・儒学者。正四位下・上野介。子に藤原敦兼(正六位上、学生)、藤原実信(無官)、心覚(阿闍梨、覚心、延暦寺) ウィキペディアから
藤原 敦基(ふじわら の あつもと)は、平安時代後期の貴族・漢詩人。藤原式家、文章博士・藤原明衡の子。官位は正四位下・上野介。
白河天皇の皇太子時代よりその傍に仕え、また藤原師実の家司をも務める。文章得業生から、蔵人等を経た後、寛治2年(1088年)には文章博士に任ぜられる。父と同様に学識に秀で、特に漢詩の才をもっては当代随一であり、凡そ文に属する者で敦基の弟子でない者はない、とまで謳われた。著作として『国史後抄』『柱下類林』があり、また作品が『本朝続文粋』『本朝無題詩』等に収められている。
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