義県層
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義県層(ぎけんそう[1])は、中華人民共和国遼寧省西部に分布する、熱河層群(英語版)の最下層にあたる陸成層の地層[2]。層序年代では下部白亜系にあたる[2]。当時は火山が存在しており、火山砕屑物に埋没した良好な保存状態の化石が発見されている[3]。脊椎動物化石ではマンチュロケリス(英語版)(カメ)[4]やモンジュロスクス(英語版)(コリストデラ類(英語版))[1]、レペノマムス(哺乳類)[3]のほか、シノサウロプテリクス[5]やカウディプテリクス[6]およびディロング[7]といった羽毛恐竜の産出が知られる。また被子植物も報告されている[8]。