緊張音ウィキペディア フリーな encyclopedia 緊張音(きんちょうおん、英: tense)は、調音器官の筋肉のより強い緊張によってもたらされる音をいう。これに対して緊張のより弱い音を弛緩音(しかんおん、英: lax)と呼ぶ。 緊張音と弛緩音は、1950年代にロマーン・ヤーコブソンらによって子音の硬音・軟音の区別と母音のはり・ゆるみの区別を統合する弁別的素性として導入された。しかし、この弁別的素性が音声学的に有効であるかどうかには議論がある[1]。 なお、喉頭の緊張によってもたらされる音についてはきしみ声・息もれ声を参照。
緊張音(きんちょうおん、英: tense)は、調音器官の筋肉のより強い緊張によってもたらされる音をいう。これに対して緊張のより弱い音を弛緩音(しかんおん、英: lax)と呼ぶ。 緊張音と弛緩音は、1950年代にロマーン・ヤーコブソンらによって子音の硬音・軟音の区別と母音のはり・ゆるみの区別を統合する弁別的素性として導入された。しかし、この弁別的素性が音声学的に有効であるかどうかには議論がある[1]。 なお、喉頭の緊張によってもたらされる音についてはきしみ声・息もれ声を参照。