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管制塔(かんせいとう、英語: Airport control tower)は、空港・飛行場に設置される航空交通管制を行う施設である。
管制塔は空港・飛行場に設置される塔であり、空港・飛行場の重要施設のひとつである[1]。司令塔とも呼ばれる[2]。英語ではAirport control tower、あるいは単にControl towerまたはTowerとも呼ばれる[3]。管制塔は多くの空港・飛行場に設置されているが、管制塔をもたない空港・飛行場(en:Non-towered airport)も存在する[4]。管制塔は空港・飛行場の見通しの良い場所に設置されており、空港・飛行場の主要施設(滑走路・誘導路・エプロンなど)の全景を目視確認できる高さを有している。管制塔の上部には管制室(VFRルームとも)があり、航空管制官が航空交通管制を行っている。ここで行われる管制とは、主に飛行場管制である。飛行場管制には主に次に示すような席が用意されており、それぞれ管制官が配置されている。
空港によっては、上空を監視するレーダーのほかにも空港面探知装置が整備されており、空港を行き来する航空機をモニターしながら、管制を行うことができる[1]。一部の規模の大きな空港では、管制塔の下部にレーダー管制室(IFRルームとも)が設けられており、そこでは進入・ターミナルレーダー管制が行われている[5]。
エアレースなど航空イベントが開催される際に臨時の管制塔が設営されることもある。
緊急事態などで管制官が管制塔から退避した場合は滑走路が閉鎖されるが、避難先から無線機で情報提供を行った例もある[6]。
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