福博電気軌道
ウィキペディア フリーな encyclopedia
福博電気軌道株式会社(ふくはくでんききどう かぶしきがいしゃ)は、明治末期に福岡県福岡市において路面電車を運営していた事業者である。西日本鉄道(西鉄)の前身の一つ。
概要 種類, 本社所在地 ...
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 福岡県福岡市天神町88番地1 |
設立 | 1909年(明治42年)8月31日[1] |
解散 |
1911年(明治44年)11月2日[2] (博多電灯軌道へ合併) |
業種 | 鉄道 |
事業内容 | 路面電車事業 |
代表者 | 福澤桃介(社長) |
公称資本金 | 120万円 |
払込資本金 | 75万円 |
株式数 |
旧株:1万2000株(額面50円払込済) 新株:1万2000株(25円払込) |
総資産 | 147万6222円 |
純利益 | 4万4939円 |
配当率 | 年率8.0%(他に特別配当2.0%) |
決算期 | 3月末・9月末(年2回) |
特記事項:資本金以下は1911年3月期決算による[3] | |
テンプレートを表示 |
閉じる
1909年(明治42年)に設立、翌1910年(明治43年)に最初の路線を開通させた。会社が存在した期間は短く、1911年(明治44年)には同じ福岡市内にて電気事業を営む博多電灯と合併、博多電灯軌道(翌年九州電灯鉄道へ改称)となった。
路線は九州電灯鉄道とその後身の東邦電力によって運営された後、1934年(昭和9年)に福博電車株式会社へ分社化、さらに戦時統合で1942年(昭和17年)より西鉄福岡市内線の一部となった。本項ではこのうち福博電車へと分離されるまでの期間についても扱う。