眠れるエンデュミオン
チーマ・ダ・コネリアーノによる絵画 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
『眠れるエンデュミオン』(伊: Endimione dormiente, 英: Sleeping Endymion)は、イタリア、ルネサンス期のヴェネツィア派の画家チーマ・ダ・コネリアーノが1505年から1510年頃に制作した絵画である。テンペラ画。小型のトンド(英語版)として制作された作品で、主題は古代ローマの風刺作家ルキアノスの『神々の対話』で語られているエンデュミオンとセレネの恋物語から取られている。対作品『ミダス王の審判』(Il giudizio Mida)とともに、長年にわたってパルマのプラーティ家(Prati family)のコレクションに属していた作品で、現在はパルマ国立美術館に所蔵されている[1][2][3][4]。