真正紅藻綱
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真正紅藻綱(しんせいこうそうこう、学名: Florideophyceae)は、紅藻の中で最大の綱であり、およそ6,800種が知られる[2]。接合子(受精卵)が配偶体上で発生し、果胞子体とよばれる特異な複相世代を形成する。そのため、配偶体、果胞子体、四分胞子体からなる3世代交代を行う。すべて多細胞性であり(図1)、多くは沿岸岩礁域に生育しているが(海藻の中で最も種数が多い)、一部は淡水生(カワモズク、オキチモズクなど)。テングサ類やオゴノリ類、キリンサイ類、フノリ類、トサカノリなど食材や粘質多糖(寒天、カラギーナン)の原料として身近な海藻を含む。
概要 真正紅藻綱, 分類 ...
真正紅藻綱 | ||||||||||||||||||
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![]() 1. (上) サンゴモ属の1種 (サンゴモ目) (下) ユカリ属の1種 (ユカリ目) | ||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Florideophyceae Cronquist, 1960 | ||||||||||||||||||
下位分類 | ||||||||||||||||||
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