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現代製鉄(ヒュンダイせいてつ)は、大韓民国の製鉄業者。
2000年代に入るまでは、中・小電炉メーカーの一つであったが、2004年、韓宝鉄鋼を買収したことにより生産量を拡大し、現代自動車に鉄製品を供給する製鉄会社として急成長した。当時、現代自動車が使用する自動車用鋼板は、日本の技術提携の元に確保されている状況にあり[3]、中国市場などの急成長も踏まえ、グループ全体で一貫供給することを目標にかかげ2006年に高炉の建設を開始した。2010年に忠清南道の唐津市にて第一高炉と第二高炉を完成させ、2013年9月に第三高炉を完成させた[4]。第三高炉がフル稼働すれば年間2400万トンの銑鉄生産能力を有する見込み[5]。従来の電炉の稼働分を加えれば、鉄の生産能力はポスコに続く韓国国内2位に入るが、2013年3月時点で国際的に供給過剰状態となっており、生産量が伸びるか否かは不透明[6]。
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