独立栄養生物
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独立栄養生物(どくりつえいようせいぶつ、英:Autotroph、オートトロフ)は、炭素を含む単純な無機化合物(二酸化炭素、重炭酸塩など)のみを炭素源として、複雑な有機化合物(炭水化物、脂肪、タンパク質など)を生成して生育する生物群のことである[1]。例えば、二酸化炭素を還元して、生合成経路を経て様々な有機化合物を作る生物群などである。
独立栄養生物(Autotroph)という用語は、ギリシャ語で栄養や食物を意味するτροφή (trophḗ)をもとに、1892年にドイツの植物学者アルバートベルンハルトフランクによって作られた[2]。