![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a3/Phosphophyllite-359315.jpg/640px-Phosphophyllite-359315.jpg&w=640&q=50)
フォスフォフィライト
リン酸塩鉱物に分類される稀な鉱物の一種 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
フォスフォフィライト(英語: phosphophyllite)とは、リン酸塩鉱物に分類される稀な鉱物の一種。Zn2Fe2+(PO4)2・4H2Oという化学組成を持ち、ペグマタイトや金属鉱床の二次鉱物として生成する。phosphophylliteという名前は、リン酸塩であること及び劈開の様子から、リンを意味する英語のphosphorusと、ギリシャ語で植物の葉を意味するphyllonという単語を合成して名付けられた。和名は燐葉石(りんようせき)[1]。コレクターによって希少性と繊細な青みがかった色が高く評価されている。フォスフォフィライトは非常に脆く壊れ易く、水色から淡い緑色のトルマリンの色合いを持つ。特に大きな結晶は極めて貴重なため加工されることはほとんど無い[2]。
![]() |