![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fc/Stellar_evolutionary_tracks-en.svg/langja-640px-Stellar_evolutionary_tracks-en.svg.png&w=640&q=50)
漸近巨星分枝
ウィキペディア フリーな encyclopedia
漸近巨星分枝[1][2](ぜんきんきょせいぶんし、asymptotic giant branch[1][2])または漸近巨星枝(ぜんきんきょせいし)[3]は、ヘルツシュプルング・ラッセル図(HR図)において、低温で明るい、進化の進んだ恒星が分布する部分。小中質量星(0.8から8太陽質量 (M☉) )は全てその生涯の後半にこの段階を経る。
![Thumb image](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fc/Stellar_evolutionary_tracks-en.svg/640px-Stellar_evolutionary_tracks-en.svg.png)
観測上は、太陽より数千倍明るい赤色巨星のように見える。酸素と炭素からなるほとんど不活性な中心核と、ヘリウムの核融合で炭素が形成される殻、水素の核融合でヘリウムが形成される殻、通常の恒星と似た化学組成を持つ非常に大きな外層、といった内部構造を持つ[4]。