布引電気鉄道
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布引電気鉄道(ぬのびきでんきてつどう)は、かつて長野県北佐久郡小諸町(当時)から同県同郡川辺村(当時)を経て同県同郡北御牧村(当時)に至る鉄道路線を運営していた鉄道事業者である。
概要 種類, 本社所在地 ...
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 長野県北佐久郡小諸町丁327[1] |
設立 | 1920年(大正9年)10月30日[1] |
業種 | 鉄軌道業 |
事業内容 | 旅客鉄道事業[1] |
代表者 | 社長 白沢治太右衛門[1] |
資本金 | 860,000円(払込額)[1] |
特記事項:上記データは1935年(昭和10年)4月1日現在[1])。 | |
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1920年に信越本線小諸駅から本牧村(当時)望月までを結ぶ目的で設立され[2]、1926年に小諸駅から島川原駅まで開業したが、経営不振が続き[3]、わずか8年後の1934年には休業し、そのまま廃止となった[4]。昭和初期の不況やバスの台頭によって休廃業した鉄道事業者の中でも「最も極端なケース」として紹介されることもある[4]。
本項では、布引電気鉄道とほぼ同時期に近接地域において建設が計画され、当鉄道との路線共用を条件に免許交付を受けた佐久諏訪電気鉄道についても一部記述する。