山之口貘賞
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1978年、詩人の山之口貘をしのんで、琉球新報創刊85年を記念して創設された[1][2]。奄美を含めた琉球弧の文学活動振興の立場から、年間を通して優れた詩作品を発表し、詩活動を行った人を表彰している[1]。琉球新報社が主催している[3]。山之口貘記念会、南海日日新聞社が後援している[4]。資格は、広い意味で山之口貘の文学作品を受け継ぐ詩作品ないし詩活動とされ、賞の対象は、締め切りの1か月前までの1年間に発表・刊行された詩集[1]。沖縄・奄美在住者および出身者で、自薦・他薦は問われない[1]。受賞者には賞状、賞金10万円と副賞が贈られる[1]。第35回受賞の網谷厚子は、第49回小熊秀雄賞を受賞している[5]。