小説宝石
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『小説宝石』(しょうせつほうせき、Shosetsu Hoseki)は、株式会社光文社が発行している小説誌。1968年9月に創刊された[1]。1965年創刊の総合月刊誌『宝石』の姉妹誌という位置づけ[1]。毎月22日頃に発売されている月刊誌だったが[2]、2023年12月21日発売の2024年1月号から偶数月22日頃発売の隔月刊に移行した(号は奇数月)[3]。荻原浩『明日の記憶』、赤川次郎「三毛猫ホームズシリーズ」など、数多くのベストセラー小説を生み出している[2]。
概要 小説宝石 (しょうせつほうせき), 刊行頻度 ...
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ミステリー小説、時代小説など様々なジャンルを扱っている。光文社発行の『ジャーロ』もミステリー小説を扱う小説誌であるが、『ジャーロ』は本格系のものを中心としているのに対し、『小説宝石』はより広範なものを扱っている[4]。
2007年より小説宝石新人賞を実施している。一般財団法人光文文化財団(旧称:財団法人光文シエラザード文化財団)が主催する日本ミステリー文学大賞および日本ミステリー文学大賞新人賞の選評が毎年12月号に掲載される。1971年には『別冊小説宝石』が創刊されている[5]。