Loading AI tools
ウィキペディアから
寧辺郡(ニョンビョンぐん)は朝鮮民主主義人民共和国平安北道の東南部にある郡。核開発施設が集中することで知られている(寧辺核施設)。
平壌から北へ約80kmの距離にある。清川江の北岸に位置し、その支流である九龍江が郡内を貫いて流れている。最高峰は北部にある香積山(ヒャンジョクサン/향적산、805m)。丘に囲まれた地形である。
1邑・1労働者区・26里を管轄する。
|
|
古代には高句麗・渤海の領域であり、高麗時代には延州(延山府)・撫州と呼ばれた。のちに寧辺の名で呼ばれることになる通り、朝鮮西北辺境防衛の拠点であり、1012年には高麗の姜邯賛が契丹と戦い、1216年には金就礪が金軍と戦っている。
朝鮮王朝時代には延山都護府・撫山県が設置され、1429年に両者をあわせて寧辺大都護府が置かれた。1624年には李适の乱の舞台となっている。
1895年、府郡制(二十三府制)により義州府寧辺郡に改変された。翌1896年に十三道制が発足すると平安北道に属し、平安北道の観察使営(道庁)は本郡に置かれた。1905年に義州に移転するまで、寧辺は平安北道の道庁所在地であった。
1952年12月、北朝鮮の行政区域再編により球場郡・香山郡が分割された。
1980年代には核関連施設の建設がはじまり、以来北朝鮮核問題の中で世界的に知られる地名となった。
この節の出典[1]
古くから絹織物の名産地として知られた。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.