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大水上山
新潟県南魚沼市・魚沼市と群馬県みなかみ町の境にある山 ウィキペディアから
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大水上山(おおみなかみやま)は、新潟県南魚沼市、同県魚沼市と群馬県利根郡みなかみ町の境目にある標高1,834 mの山であり、群馬県の北限でもある。
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2024年3月) |
概要
別名、大利根山(おおとねやま)・大利根岳・利根岳・刀根岳・刀嶺岳など。三国山脈にある。谷川岳や巻機山から連なる太平洋と日本海を分ける中央分水嶺は、この山頂で東へ屈曲し、藤原山、平ヶ岳へと続く。山頂は群馬県の北限点となっており、接する新潟県の越後湯沢駅よりも北に位置している。前述の中央分水嶺がこの山頂で屈曲しているという地理的に重要な場所であるにもかかわらず、周囲の兎岳や中ノ岳に比べると標高が低く、単なる小ピークという、あまり目立たない位置付けになってしまっている感が少なからずあり、山頂と気づかずに通過してしまう場合もある。標高こそ2,000メートルに満たないが、山頂周辺から後述の「利根川水源碑」の間の景色は素晴らしく、到達の難渋さ所以の独特の雰囲気が支配する場所である。山頂から約500メートル南には利根川水源碑が建ち、利根川の源頭の山とされる。
利根川本流の源流探索史としては、源流点の発見は比較的最近であり、1926年(大正15年)に利根川の水源は刀根岳(大水上山)と確認されたが、源流部までは解明できなかった。戦後の1954年(昭和29年)の大規模調査によって不明であった利根川の水源は漸く、大水上山の三角形の雪渓であることがつきとめられた[1]。
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登山
登山口からこの山へ直接登る道はない。丹後山もしくは中ノ岳の方から続く稜線をたどって行く方法が一番無難。それでもどの登山口からも序盤から山頂付近までただひたすら急登を強いられるため日帰り山行は困難を伴い、山頂には山小屋はないので、事故や遭難防止の観点から近くの山の避難小屋を利用することを勧める。また登山道中及び山頂近辺には水場がないので登山前に相当量の飲料水の確保は必須である。
・メインの登山ルート
いずれも丹後山避難小屋もしくは中ノ岳避難小屋の利用を勧める。
・以下はいわゆる破線ルートであり、藪漕ぎ、ルートファイティング、沢登り、岩崖登攀等が必須な技量と度胸がある玄人向けであり、一般向きルートではないので注意を要する。
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利根川源流部自然環境保全地域
県境の本谷山、大水上山、剣ヶ倉山に囲まれる利根川源流部は利根川源流部自然環境保全地域に指定されている。
脚注
関連項目
外部リンク
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