博多電気軌道
ウィキペディア フリーな encyclopedia
博多電気軌道株式会社(はかたでんききどう)は、福岡県福岡市において路面電車を運営していた事業者である。西日本鉄道(西鉄)の前身の一つ。
概要 種類, 本社所在地 ...
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 福岡県筑紫郡警固村大字庄35番地 |
設立 | 1910年(明治43年)3月31日 |
解散 |
1912年(大正元年)11月15日 (九州水力電気へ合併) |
業種 | 鉄道 |
事業内容 | 電気軌道事業・電気供給事業 |
代表者 | 平岡良助(社長) |
公称資本金 | 250万円 |
払込資本金 | 175万円 |
株式数 | 5万株(額面50円・35円払込) |
総資産 | 350万8092円 |
純利益 | 1万614円 |
配当率 | 年率3.3% |
決算期 | 3月末・9月末(年2回) |
特記事項:資本金以下は1911年9月期決算による[1] | |
テンプレートを表示 |
閉じる
1910年(明治43年)から1912年(明治45年)にかけて存在した初代法人と、同社が電力会社の九州水力電気に合併された後、再独立する形で1929年(昭和4年)に設立され1934年(昭和9年)まで存在した同名の2代目法人がある。初代法人は軌道事業の他に電気供給事業を営み、2代目法人は小規模なバス事業を兼営した。本項では初代法人と2代目法人の間の電力会社時代の事項についても記述する。
経営していた路線は1934年に2代目博多電気軌道から福博電車株式会社へと移管され、さらに戦時統合で1942年(昭和17年)より西鉄福岡市内線の一部となった。