内職
ウィキペディア フリーな encyclopedia
内職(ないしょく、独: Heimarbeit)とは、在宅で仕事を行い収入を得ること(委託)。 製造業者や問屋または請負業者(仲介人)から原材料や機械、器具などの提供を受けて、単独または家族の補助者とともに製造、加工を行うことによって加工賃を得ている家庭内労働[1] のなかの主要な形態をいう。在宅で仕事を行い収入を得ること(委託)。 厚生労働省の定義によると、「内職的家内労働者」とは、主婦や老人など世帯主以外の家族で、世帯主とは別に家計補助のため家事の合間に家内労働に従事する者をいい、「専業的家内労働者」(家内労働を世帯主が本業として行い、それによって生計を維持している者)および「副業的家内労働者」(ほかに本業を有する世帯主が単独で、あるいは家族とともに、本業の合間に家内労働を行う者)と区別している[2]。
役所や公共職業安定所・商工会議所等での募集で手加工等を伴う作業を在宅で行い、出来高個数に応じて契約報酬を受け取る賃仕事が本来の内職であるが、近年では、社会情勢や経済状況の変化によって働き方の多様化が進み、インターネットの普及に伴って、自身のウェブサイトに広告を載せることで報酬を得るアフィリエイトや、テレビ電話で接客する「ネットキャバクラ(チャットレディ)」等の事も内職と呼ばれる事もある。