住宅金融組合
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住宅金融組合(じゅうたくきんゆうくみあい、英語: Building society)は、イギリスにおいて、銀行業務やその他の金融サービス、特に住宅ローンを提供する組合組織の金融機関である。
住宅金融組合という言葉が最初に出現したのは19世紀、イギリスにおいて、貯蓄を持ち寄り、住宅を建設または購入出来るようにする、勤労者の貯蓄協同組合組織からである。
今日、イギリスにおいて、住宅金融組合は、預金と住宅ローンの分野を始めとするほとんどの銀行業務で銀行と競合している。2007年現在、イギリスには60の住宅金融組合があり、3050億ポンドの資産を保有している。[1].なお、2007年のサブプライムローン問題の余波を受け、取り付け騒ぎを起こしたノーザン・ロックは住宅金融組合から転換された銀行である。