企業博物館
博物館の一形態 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
企業博物館(きぎょうはくぶつかん)は、企業が設置したその企業活動などにまつわる博物館・美術館。企業ミュージアム(Corporate Museums)とも。
- 企業が自社の企業活動のテーマ、保持する特殊な技術、専門知識を一般に公開保存する意図で設置したもの(トヨタ博物館など)[2]
- 創業者や最高責任者が個人的な趣味から収集した美術品、絵画、骨董を展示、公開するために設置されるなど(サントリー美術館など)[2]
その他、企業メセナとして学術研究活動を支援し、それが研究型のミュージアムというかたちをとっているという例(生命誌研究館)や特定の分野で共通の事業を行なっている団体が合同で運営する例(逓信総合博物館)なども稀にある。また、富士フイルムフォトサロンやニコンサロンのように企業製品の利用者を中心に、その発表の場を提供するのも企業博物館の一つであると言える。その他にも多種多様な企業博物館がある。