人文主義者
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人文主義者(じんぶんしゅぎしゃ、英:Renaissance humanists、中:文藝復興人文主義者)とは、ギリシア・ローマの古典文芸や聖書原典の研究を元に、神や人間の本質を考察した、ルネサンス期(14世紀 - 16世紀)の知識人のこと。特に、15世紀 - 16世紀に活動したフランス人の影響が大きいため、日本ではフランス語のまま「ユマニスト」(仏: humaniste)と表現されたりもする[1] 。
英語では「ヒューマニスト」(英: humanist)、イタリア語で「ウマニスタ」(伊: Umanista)など、各言語でもルネサンス期と無関係の意味で用いる際にと区別するために、「ルネサンス・ヒューマニスト」(Renaissance humanist)などと表記されたりもする[2]。日本語ではhumanismを「人道主義」「博愛主義」の意味で誤訳しがちだが、この意味での実際の該当英語はhumanitarianismである[3]。「ヒューマニスト」(英: humanist)とは、「人間は精神的・感情的なニーズを満たすことに神や宗教を必要としない、という考えを持つ人」を意味する[4]。