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大学の漫画研究会に入ってから漫画を書き始め、4年時に作品の持ち込みで佳作を受賞する[4]。講談社の『月刊アフタヌーン』の新人賞「アフタヌーン四季賞」を複数回受賞[4]したのち、2003年に同社刊の『月刊マガジンZ』で初の連載となる『グレイトフルデッド』が掲載される[2][3]。
キム・ニューマンの小説『ドラキュラ紀元』の影響を受けて、歴史上の人物を関連づける作品作りを得意としている[4][5]。また、幼少期より好きだったという怪獣[5]と絡めた作品『ノブナガン』は、「久正人の趣味が爆発した」作品と評された[6]。また、白黒のコントラストがはっきりした絵柄も特徴であるが[2]、これはアメリカン・コミックスの『シン・シティ』の影響による[4][5]。
恐竜研究家でもある漫画家・イラストレーターのヒサクニヒコは父親である[2]。当初は、それに反発するように恐竜には関心を持っていなかったが、高校生の時に映画『ジュラシック・パーク』を見た後に、恐竜にも興味を持つようになった[4]。恐竜が絶滅しなかった世界を描いた作品『ジャバウォッキー』では、自身をニッポノサウルスの氏族で1875年生まれ/1920年没という設定で掲載している。また、恐竜以外の古代生物カリコテリウムの復元模型も制作している[7]。
2017年には特撮テレビ番組『宇宙戦隊キュウレンジャー』でキャラクターデザイン・コンセプトアートを担当[8]。同シリーズ企画協力の企画者104の松井大が久の作品のファンであり、作品から久が特撮ファンであることを感じ起用された[8]。参加にあたり前作『動物戦隊ジュウオウジャー』の怪人デザインも試験的に執筆したが、採用には至らなかった[8]。
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