丸茂鉱
1983年頃発見された新鉱物 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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丸茂鉱(まるもこう、 Marumoite)は、1983年頃、東京大学の鉱物学者、小沢徹と竹内慶夫によって、スイスのレーゲンバッハ(Legenbach)から発見された新鉱物で[1]、1998年に国際鉱物学連合により承認された。化学組成はPb32As40S92。単斜晶系。東京工業大学の鉱物学者 丸茂文幸の、硫塩鉱物の結晶構造解析への貢献をたたえて命名された。日本では、富山大学の鉱床学者、清水正明などにより、青森県の奥戸(オコッペ)鉱山からの産出が報告されている[2]。