中山トンネル (上越新幹線)
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中山トンネル(なかやまトンネル)は、上越新幹線の高崎駅 - 上毛高原駅間にある、総延長14,857 mの複線鉄道トンネルである。
概要 概要, 路線 ...
中山トンネル出口(北側) | |
概要 | |
---|---|
路線 | 上越新幹線 |
位置 | 群馬県渋川市・吾妻郡高山村・利根郡みなかみ町 |
座標 | |
現況 | 供用中 |
起点 | 群馬県渋川市小野子 |
終点 | 群馬県利根郡みなかみ町上津 |
運用 | |
建設開始 | 1972年(昭和47年)2月8日 |
完成 | 1982年(昭和57年)3月17日[1] |
開通 | 1982年(昭和57年)11月15日 |
所有 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
管理 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
技術情報 | |
全長 | 14,857 m[2] |
軌道数 | 2(複線) |
軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
電化の有無 | 有(交流25,000V 50Hz架空電車線方式)[3] |
設計速度 | 260 km/h[4] |
最高部 | 437.6 m[5] |
最低部 | 260.0 m[5] |
勾配 | 12パーミル[2] |
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高崎方面から上毛高原方面へ進行すると榛名トンネルの次、2番目に通過するトンネルである。建設中に2回の大出水事故を起こして難工事を極め、2回の経路変更によりようやく完成した。経路変更に伴いトンネル内に半径1,500 mの曲線が生じたため、営業速度275 km/hの新幹線がトンネル内の曲線部分を通過するときには160 km/hに減速せざるをえなくなった。
日本において初めて新オーストリアトンネル工法 (NATM) が採用されたトンネルである。
当初の予想を大幅に超えた難工事による工期の遅れから、中山トンネルの工事は上越新幹線全体の開業に多大な影響を与えることとなり、事前の地質調査の重要性など、多くの教訓を残すこととなった。