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三線軌条
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三線軌条(さんせんきじょう)とは、鉄道において軌間の異なる車両を運転するために、通常1対2本の軌条(レール)で敷設される線路について、片側のレールを共通として残り2本のレールをそれぞれの軌間に応じて敷設したもののこと。三線軌条は三線軌道[1]、三線軌[2]ともいう。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ef/Hakone-Itabashi-Dualgauge.jpg/640px-Hakone-Itabashi-Dualgauge.jpg)
線路中心を合わせるために、軌条を共通とせずに4本敷設する四線軌条(しせんきじょう)とする場合もある。四線軌条は、軌間の差が小さすぎるため3本のレールの併設が困難なケースや、3種の軌間に対応するケース(Triple gauge=3階建て軌道)にも用いられる。
英語ではDual gauge(デュアルゲージ)と呼び、日本語でもデュアルゲージと称することもある[2]。