ヴィミナーレ
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ヴィミナーレ(イタリア語: Viminale,ラテン語: Viminalis ウィミナリス)は、ローマの街の元になったローマの七丘の一つ。ヴィミナーレの丘(イタリア語: Colle Viminale,ラテン語: Collis Viminalis ウィミナリスの丘)とも表記される。
北西にクイリナリスの丘、南東にエスクイリヌスの丘がある。 南西方向に舌のように突き出した丘の長さは約700m、面積24ha、標高は50mから57m(かつてはもう少し高かった)である。古代ローマ時代においてローマの七丘の中では最も重要性が低く、重要な公共施設もほとんど建設されなかった。また、主要な道路もこの丘の端をかすめるように通っていた[1]。
現在、20世紀初頭に建てられたヴィミナーレ宮殿(内務省が入居)やローマ歌劇場などのランドマーク的施設がヴィミナーレの丘にある。また、丘の北東端付近には、長距離鉄道のターミナル駅であるテルミニ駅やローマ国立博物館、ディオクレティアヌス浴場跡などがある。