ワイヤーアクション
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この項目では、映画やドラマや舞台の演技のワイヤーアクションについて説明しています。日本の企業の株式会社ワイヤーアクションについては「ワイヤーアクション (企業)」をご覧ください。 |
ワイヤーアクションもしくはワイヤーワークとは、俳優やスタントマンがワイヤーロープに吊られた状態で演技する、映画や舞台ドラマの特殊撮影の一種。
なお、「ワイヤーアクション」とは和製英語。英語では「wire-fu」(ワイヤーとカンフーを組み合わせた造語)[1]や「wire work」(ワイヤーワーク)が一般的である[2]。香港や台湾では「吊鋼線」または「鋼線吊」、中国大陸では「吊钢丝」または「钢丝吊」などと呼ばれるが、中華圏では多々ある撮影技術の一種とみなされており、統一された名称はない。
現在は金属製のワイヤーではなく、おもに高強度のポリエチレン繊維「テクミロン」を素材としたテックロープが使用されているが、アクション撮影の現場では世界的に「ワイヤー」として通っており[3]、ここではすべて「ワイヤー」として説明する。