レドーム(英: Radome:英語発音に近い片仮名表記は「レイドーム」)は、アンテナをその構造をもって保護するものであり、言葉自体はレーダーとドームという2つの単語のかばん語である[1]。ラドーム、レイドーム、レードームとも。日本では略さず単に続けてレーダードームとも呼ばれる。
レドームは、風、雨、雪、砂、氷、太陽光線などの自然環境からアンテナを保護する役割を持ち[1]、同時にアンテナや電子機器を外観上隠し、可動式アンテナと人間の接触を予防する目的もある。航空機のレドームでは、空気抵抗を小さくするよう形状に留意される。
素材には、電波の透過率が高いグラスファイバーやテフロンなどが使用される[1]。