ラリン
スペインの町 ウィキペディアから
スペインの町 ウィキペディアから
ラリン(Lalín)は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体。コマルカ・デ・デサに属する。自治体の人口は21,254人(2009年)で、そのうち一万人以上が居住する市街地と、農村部にある52の地区に分けられる。ラリンはコマルカ・ド・デサの中心かつ主要な自治体であり、ポンテベドラ県内ではカンガスに次いで7番目の人口規模を有する。2011年の人口は21,127人(2007年:20,867人)、人口密度は64.6人、面積は326.8 km²[1]で県内で最大、ガリシア州では4番目の広さの自治体である。
ラリンはポンテベドラ県の東北部に位置し、シジェーダ、ビラ・デ・クルセスとは北西部で、西部はフォルカレイと、北東部はアゴラーダとロデイロと、南西部はドソンと、そして南部はオ・イリーショの各自治体と境をなす。オウレンセ県の自治体であるイリーショを除き、これらの隣接自治体はすべてポンテベドラ県の同一コマルカに属する。
住民呼称は男女同形のlalinense。
ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は97.84%(2001年)。
ラリンという地名は、後年(980年)サン・マルテーニョ・デ・ラリン・デ・アリーバ修道院(現サン・マルティーニョ・デ・ラリン教会)が建設されることになるこの地を受け持っていた、デサ伯爵の小作人の一人"Lalino"(ラリーノ)に由来する。
ラリンはラリン司法管轄区に属し、同管轄区の中心自治体である[3]。
2007年の自治体選挙の結果、現在の自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のショセ・クレスポ・イグレシアス(Xosé Crespo Iglesias)、自治体評議員は、ガリシア国民党:13、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):5、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3となっている。
ラリンは、近隣の自治体ア・エストラーダが「カピタル・デ・モブレ」(家具の中心地)と呼ばれるのと同様に、ガリシアの「カピタル・デ・モーダ」(ファッションの中心地)のひとつである。自治体内にはフロレンティーノ、モントート、トイペス、ゲラルなどのアパレルメーカーの工場が立地している。
エントロイド(カーニバル)の前の日曜日にガリシア風煮込み料理(cocido galego)のフェスティバル、フェイラ・デ・コシードが開催される。
6月の23、24日にロソン教区でコルピーニョの巡礼祭りがおこなわれる。
ラリンは48の教区に分けられる。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.