ラキンスク
ロシアの町 ウィキペディアから
ロシアの町 ウィキペディアから
ラキンスク(ロシア語: Лакинск;Lakinsk)は、ロシア連邦・ヴラジーミル州の中部にある町。人口は1万2861人(2021年)[1]。州都ウラジーミルから南西へ32km。4km南にあるソビンカ市を中心地とするソビンスキー地区に属する。メシュチョラ低地の北西部、クリャージマ川の左岸に位置する。
ラキンスクの場所には、ウンドル(Ундол)という名の村があったことが15世紀末の記録にみられる。18世紀、この地はスヴォーロフ家の領地で、ロシアの軍人アレクサンドル・スヴォーロフも1784年から1786年にかけてここで暮らしていた。1869年、紡績工場と織物工場が村の近くに誕生し、工場の拡大とともに村も大きくなった。1927年にウンドル村は労働集落の地位を得、地元の革命指導者ミハイル・ラキン(1876年 - 1905年)の名にちなんでラキンスキー(Лакинский)と改名した。1969年に市の地位を得てラキンスクと改名している。
ラキンスクには17世紀末に建てられたカザンの生神女聖堂がある。町の主な産業は繊維業、家具製造、食品工場などで、大規模な乳製品工場もある。
ラキンスクは1862年に開通したモスクワ-ウラジーミル-ニジニ・ノヴゴロド間の鉄道沿線にあり、ラキンスク駅はモスクワの起点から161kmにあたる。またモスクワ-ニジニ・ノヴゴロド-カザン-ウファを結ぶロシア連邦道路M7も通る。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.